バイバイジェニー、バイバイダニー

2010年02月04日 05:00



ただでさえ『フレッシュプリキュア!』が終わってしまって
心にポッカリと穴が空いたような寂寥感に打ちのめされているのに、
ミッシェル・ガン・エレファントのドキュメンタリー映画
『THEE MOVIE』なぞ観に行ってしまったものだから、
余計にホロホロとしてしまうじゃないか。



四葉町に別れを告げて去って行くせっちゃんとか、
アンコールで初めて笑顔を見せるアベさんとか、
泣きそうですよ‥‥
(よく泣くのは割と仕様だけど、最近ちょっと多い)


“振り返らず
 錆びた風は
 続くだろう”


とはいえここの所、ポジティヴにしろネガティヴにしろ
色々と考えたり感じたりする心の作用で、ぐらぐら揺れているのは
ちょっと前までの平穏な状態が、
いろんな繋がりを断っていろんなものを諦めた上での安定だとしたら、
人と(割と深く)関わる仕事に就いた事によって、
いろんなものを再び取り戻してるという過程に伴う作用(反作用)なのだなとも
考えられるわけで、そこから先、
生きることは辛いことと思うか、それでも楽しいと思うかは
あとは俺次第。
完璧は望めなくても、
幸せゲットにほど遠くても、
精一杯頑張れるって信じてる(信じたい)。


うへぇ、すごいおセンチ日記だ。はは。

ウェルカムバックフレンズ、アゲイン

2010年01月28日 00:28



冬スタートの新番組では
『ダンスインザヴァンパイアバンド』を楽しく観ておりますが、
土橋安騎夫氏がサウンドトラックを担当し、OPが「フレンズ」のカヴァーという所に
80年代に思春期を直撃された自分には、いろいろと
感慨深いものがあります。
(同じく土橋氏が手がけた『夜桜四重奏』のサントラに、
 木暮武彦氏が参加した時も同じ様な気分になっちまいましたが)



レベッカはよく聴いていましたよ。
大学受験で上京した時にも、ウォークマンで携えていったおかげで
この1月2月のさっむい時期に『Nothing To Lose』『REBECCA IV』、
そして『Poison』といったアルバムを聴くと
受験会場に向かう電車の車窓から見た風景が、ぶわっ と
フラッシュバックしてくる事があります。
大袈裟な言い方をするなら、10代のサウンドトラックのひとつと
いったところになるのかな。



        ●     ●     ●



冬新番でもうひとつ、楽しみに観ているものに
『はなまる幼稚園』がありますが、これはこれで
サウンドトラックとOP・EDをNARASAKI氏が担当していることに
ちょっと驚かされました。
アニメ好きとは聞いてましたけど、
コールター・オブ・ザ・ディーパーズの人ですよ?
ああ、これまた感慨深い。



OP曲を聴いていて、
子どもがけんけんぱをするように音を辿っていく
ナイーヴなメロディに誘われるように、
しばらく聴いてなかったディーパーズのCDを引っ張り出して聴いてみたら、
NARASAKIさんの音は、やっぱりNARASAKIさんの音でしたよ。






        ●     ●     ●



しかしここ最近で何が一番感慨深いかって、
小沢健二のライヴ活動再開(13年ぶり!)のニュースが、もう。
これは何としてでも観に行かないと。



この曲を演ってくれたら、
泣くかも知れない。




カールスラントの黒い煉瓦

2010年01月15日 16:27



先日帰省した折、とある知り合いに食べさせてもらった
本格的なドイツパンがあまりに美味しかったので、
名古屋でも作っているところはないものかと探してみたら
割と近所にこんなお店を見つけたもので、出かけてみると
これがビンゴ。


ライ麦100%のポンパニッケル。
聞きしにまさる黒煉瓦っぷりです。



しっとりずっしりとして、酸味の味わい深さが
もうたまらんという感じ。
このあいだ頂いたのは、同じようにもちもちとした
食感のパンだったのだけれど、ここまでの褐色ではなかったので
ミッシュブロートといったところかしら。
それでも「うーん、ハムかチーズが欲しい‥‥」とか言いながら
もくもく食べた事を思い出し、サンドイッチにしてみます。



ドイツ式というのがあるだかないだか判らないので
適当に挟んでみましたが、これまたビンゴ。
こんな事もあろうかと、ついでに買ってきたソーセージとイモを茹でて
瓶詰めのザワークラウトと粒マスタードを添え、
ヴァイスビアを開けたら、かなりイイ感じ。
彼の“イモうめー”なせくしーぎゃるにも御満足頂けるかどうか。





今度は、ネットで検索した簡単レシピのアイスバインを試してみたいところ。
ニシンの酢漬けとかもね。


寒い冬をこそ愛する

2009年12月18日 04:07



ぐっと冷え込んでくると「俺の季節が来た!」という気になって来ます。
暑い夏は只々、自分が外側に拡散していってしんどいばかりなのですが
寒い冬は自分の、熱の在り処に向かってギュッと圧縮していくようで
むしろ漲ってくるものを感じます。



そんな中で、
なかなか時間の調節が出来なくて、最悪スルーも考えた
伊藤若冲の展覧会に、閉会間際になって行く事が出来ました。
この時はまだ、最近の冷え込み程ではなかったにせよ
どんよりとした曇天が冬気分をいやが上にも高めてくれますよ。



鳥獣花木図屏風が観れなかったのは残念だったけれど
群鶏図とか蔬菜図とかの屏風絵がもう、確か過ぎておっかない位の
デッサン力に、鮮やかさと大胆さで惚れるしかない筆致でもって
バシッと対象を切り取ってくるものだから、
見とれてしまうのよ。



美術館自体は信楽の、山の中なので
建物の周囲も、来るまでの道中もそれなりに
絶景な感じ。







ツバキ科の花が咲いているのを見ると
視覚でも冬を実感出来る気がします。



笑っていられたら

2009年11月12日 22:51



この歳で人生のエアポケットにはまり込んで、
ちょっと長めのモラトリアム期間を過ごしてきた2009年でしたが
どうにか新しい仕事に就く事が出来ました。
介護の仕事です。
‥僕の人となりを知っている方々からは、
激しくツッコまれる気が多分にしないでもないけれど。


只でさえどこか情の薄いところがあるのに
自分の人生に対しても期待をしないというような体たらくの現状、
人さまのお世話なんか出来るの?
って。


これまでの事、これからの事、それなりに考えて
少しでも光が射してきそうな方向を見定めて、
そこに辿り着くための手段も努力して手にした筈なのに
おかしいな、もうネガティヴな物言いだよ‥‥
まあ、それは
覚悟して入った世界とはいうものの、常に
リアルの最果てに立たされるという経験はやはり、
相当に心をぐらつかせる事であって
そんなに簡単に悟り澄ませられるかコノヤロー と
言っちゃえばそれまでなのだけれど。
どんだけナイーヴ。


それでも、
厳しく、難しく、上手くいかない事だらけの毎日の中で
じいちゃんばあちゃんに喜んで、笑ってもらえる瞬間が
なんだかとても大切なもののようで、
僕も一緒に笑っていると、案外なんとか出来るんじゃないかと
やみくもな楽観気分でふわふわしてくるような気が
しないでもない。


(まあでも、そんなナイーヴな事を言ってるうちは
絶対にプロフェッショナルにはなれないんだけどね!
そんなプロフェッショナリズムが本当に正しいのかどうかを
考えるのは多分、もっと上かあるいは全然別のところにある
ステージで なのだろうけれど‥‥)


「笑っていられる」というのをとりあえずは、
人生への態度として、目標にしたらいいのかな、
トカナントカ。


さいきんのようす