2013年03月31日 11:23
2012年10月08日 01:34
流石に真夏日ももう、ないよね・・・?な、陽気になってきたので
近所でコスモスが満開であろうかと出かけてみました。
その途中、幹線道路の脇の雑木林から
蝉の鳴く声が聞こえてきたのには、ちょいとたまげましたよ(笑)。
10月に蝉は、記憶にあるかなあ・・・

到着。
満満開でした。

いちめんのこすもす、ではあっても
畝に沿って植えられているので、ずいずい散策出来ます。
家族連れ、カップル、黙々と写真を撮る人(やれやれ俺もだ)と
花ざかりの賑わい。



青空と浮雲を一緒に撮ると、軽やかに風に吹かれる趣もあったりして
淡やかな、軽やかな、線の細さに目が行きがちになりますが、

こういうアングルで撮ると、じっ と凝視されているような
感覚に一瞬囚われてひやっ とします。
綺麗で可愛いだけじゃない、花には魔性もあるんだよやっぱり・・・
ここからは接写! 接写! 接写!!



ちょっと変わった花弁を持つ品種が一角に集まっていました。

これもコスモス。


これも、これもコスモス。

まあ、こういう花壇の宿命として、花の盛りが過ぎると
次の苗なり球根なりに植え替えるため(あるいは土を休ませるため?)
重機で大規模に掘っくり返すというのを繰り返しているので、
まだまだ花が元気な時分であったとはいえ、見に行けて良かった。
秋桜って僕には一番、秋な感じのイメージなのです。
(紅葉は、やや冬に入りかけの晩秋というイメージ)
2012年09月07日 02:46
2012年07月19日 23:56
2012年06月11日 20:32
浜辺に立って、
うーみよー、おーれーのうーみよー♪ と唄いたくなるという
歳でもないですが、じゃ何か音楽が聴こえてくるか? と
少し考えてみても、どうもピンとこない。
こんな映画を観たせいか、全てを塗り潰すような轟音か
いっそ何もないのがしっくりくるように思えた、
そんな雨上がりの海。


寄せては返しを繰り返す、
このリズムそのものが音楽だ‥‥ なんて言うと
恥ずかしい台詞禁止ですがな。


波に洗われた流木が
何か太古の骨の化石のようでもあったり、

規則的な波の痕跡が、見たこともない巨大生物の
活動痕のようでもあったり‥‥ なんて事を言ってると、
キラキラ輝く未来の光!な子と
お友達になれそうだ(笑)。

だがしかし、振り向けばテトラポット。
波風に摩耗して、角が取れているのが良い。
波際や砂浜に一寸埋まっていれば、もっと良い。
今にして既に、“文明の痕跡”感がありありとして。
こんなイメージが揺らぎ立つ。
“終末も跳び越えた、その先の時間より
人間の生きた証を逆回しから見ているような、
倒錯した酩酊感”
少し、足元がぐらりとする。

J・G・バラードや、もしくは山田正紀といった
作家のことが頭をよぎったり、
映画『猿の惑星』の有名なラストシーン、あるいは
「20世紀に、大きな戦争がありました‥」なんてナレーションが
微かに耳をかすめたような‥‥



それでも
“むかーし、昔”と
“ずっと、未来”は
汀で波に揺られながら、
いつしかないまぜになって、
ひとつの時になる。
それはきっと、
ひっそり静かに花の咲く
“いま”という時。
‥‥な~んてな!
(スカしてみるのもここらが我慢の限界よ!)



雨の来そうな雲行きになってきた。
そろそろ帰りましょうか。